!!!iPod touch レビューというか感想 iPod touchを使ってみて、いろいろ思ったこと他を書き綴ってみるもの。 長いし自分勝手なことをぐだぐだ書いてるけど気にするなって事で。いつものことか。 !!2.0ファームの記事書きました はてなダイアリーに、2.0ファームのネタをいろいろ書いてみたり。→[iPod touch 2.0のレビュー - TsSoftLab?|http://d.hatena.ne.jp/tsukaban/20080714/p2] !!その前に 記述時点での前提条件とか。 *筆者はWindowsユーザーゆえ、Windows版の挙動の解説やら使い勝手について記述する。 *今回購入したのは、第1世代16GB版(ソフトアップデート前版)の中古品。 **ただし、有償アップデート済みのため機能的には新機種と同等(のはず)。 *脱獄はしていない。 *デジタルオーディオプレイヤー(として使える別のもの(ケータイやPSPなど)は除外)は、以下のとおり所持もしくは使用。 ++Creative NOMAD II MG 64MB ++Creative MuVo2 4GB (第1世代) ++iPod nano 4GB (第1世代) *音楽は、持ち歩ければうれしいけど無くても困らない。 **故に過去のプレイヤーはしばらくして持ち歩かなくなることよくあり。 *音楽はアーティスト別に自前管理。 **故にiTunesでの管理はしていない。転送に使うだけ。 *音楽の量は、16GBで全部入って、1/3よりちょっと大きい開きが出来る程度。 **すべてMP3で、タグ付け済み。 **基本的に192Kbps CBRだが、古い{{fn 正確に言い直すと、「取り込んだのが昔の」}}楽曲を中心に160Kbpsとか128KbpsとかVBRとかが混在している。 *touchに関しては、音楽機能よりSafari他のネットワーク機能に期待して購入。 *音質とかは語らない。ってかポータブルオーディオに何求めてるんだ? 以下、iPod touchを指すものとして「touch」という単語を用いる。「nano」も同様だが、特に第1世代をさすことに注意。 !!!iPodとして nanoのとき同様、アーティストあるいはアルバムを中心として適切にタグ付けされている場合は 曲を探すのに苦労しづらい構成。ただし、スクロールホイールと違い上下方向への慣性で 移動する形態であるため、一番上から一番下まで移動するには(収録曲数にもよるだろうが)手間がかかる。 それの対策として画面右側で指を動かすとアルファベットのA-Zが一覧ででてきて文字毎の場所に 容易に移動できるようになっているのだが、日本人である私にとってあまりありがたい機能ではない。 再生画面は非常に簡素。再生と一時停止をかねたボタンと、次の曲・前の曲ボタン(兼 早送り・巻き戻しボタン)、 あと曲名とアーティスト、ジャケット(あれば)などが表示されている。 シークバーは普段は隠れていて、ジャケットをタッチすると出てくる。左右にシャッフルマークと リピートマークがあり、押すことで再生モードが変更できる。 画面を横に倒すとCoverFlowが出てくる。カタログを選ぶようにアルバムを選択できる…はずなのだが、 私の持っているCDがマイナーだからか、あるいはiTSに登録されていないアルバムが多いからか、 初期状態では半分以上のジャケットは音符マークのままだった。この辺はiTunes COM APIに対応した数々のソフトが あれば比較的容易に何とかできる。有名なのは[ちゅねとも|http://www.hiroiro.com/software/html/tunetomo/tunetomo_top.html]とか。 開発者であれば、[iTunes COM for Windows SDK|http://developer.apple.com/sdk/itunescomsdk.html]を見て自分で何とかするのも一興かもしれない。 …この辺はnanoのときも該当することだったが、nanoはCoverFlowが無かったので気にしてなかった{{fn ジャケット表示は出来たが、あんなちっさい画面で表示されてもあまりうれしくないので…}}{{fn 現行のnano(3G)はCoverFlowついてます。念のため}}。 touchの場合画面がでかいので、せっかく使える部分に画像が無いとかなり寂しいのである。 余談だが、ジャケットを反映させるときは音楽ファイルの読み取り専用属性を解除する必要がある。 かつてWindowsMediaPlayerにファイルを勝手に書き換えられないためにMP3に 読み取り専用をつけていたのだが{{fn WMPは書き換えない設定にしていても、何か書き込んでいる。ファイル内容が若干変化するため検証可能だが、常に書き換わるわけでも無いのでややこしい}}、今回それがあだになった… touchになってせっかくGUIが大幅に進化したので、プレイヤー上でプレイリストを作れる機能とかがあると面白いとおもうのだが、 私がざっと見た範囲ではないようだ。あくまでiTunesありきって事でいいか? !!動画・写真・iTunes Store あまり触っていないのでここでは触れない。 !!!情報ツールとして !!Safari touchには、Safariがほぼフルセットで載っている{{fn というか、そもそもOS Xのサブセットが載っていて、開発柔軟性はすごく高いはず}}。そんじょそこらの「モバイル向けフルブラウザ」とはわけが違う。 レンダリングは高速・正確、見たいところをスムーズに拡大して閲覧できる。拡大は見たいところをダブルタップするだけ。 拡大はレンダリングのブロックを単位として行われるようで、文章がちょうど横幅いっぱいになるよう拡大される。 定型通りでない拡大がしたければ、指を二本使って広げるように動かすことでも拡大できる。 画面移動も指で。スクロールも早い。縦長画面で見づらければ本体を横にして横長画面として使える。切り替えも早い。 ただし、Flashなど埋め込みオブジェクトには対応していないなどの弱点もある。しかしそれが 致命的問題になるケースは(最近のWeb作成の方向性から考えても)あまり無いだろう。 ブラウザとして素晴らしいポテンシャルを秘めているtouchのSafariだが、モバイル情報端末として使うには 致命的な欠陥が一つ存在する。それは、通信手段が無線LANのみであること。 つまり道具が素晴らしくても、それを使える場が限られてしまえば、有効活用も出来ないということだ。 これに関しては、(万人に薦められるものではないが)別の通信装置を経由することでどこでも通信できるようにする、という 斜め上の解決方法が存在する。後述。 !!Youtube #初投稿時に完全に書き忘れてたなんて事は無いんだからねっ! SafariにはFlashプレイヤーが載っていないため見ることの出来ないYoutubeであるが、 その代替としてtouchネイティブなYoutubeクライアントが搭載されている。 iPhoneの発売時に各所で報道されたことなので知っている人もいるかもしれないが、 touchで見られるYoutubeの動画データはFLVではなくH.264形式であり、 普通にPCから見るより高画質なものとなっている。 読み込みはそこそこ早いが、(動画のビットレートにもよるだろうが)再生を同時に行うと ダウンロードが間に合わず途中で一旦停止することがよくある。 快適に閲覧するには、最低半分くらいはダウンロードが終わってから再生することを薦める。 ちなみに、Safariでブラウジング中にYoutubeの動画へのアンカーがあると、自動的にネイティブのYoutubeが起動するのだが、 その対象が、ドメインが「www.youtube.com」の場合に限られている模様。つまり、たとえば「jp.youtube.com」の場合は起動しない。 以下検証用:WiiChannel - Miiコンテストチャンネルを使ってみた [www.youtube.comの場合:http://www.youtube.com/watch?v=xkmPLzI72bY|http://www.youtube.com/watch?v=xkmPLzI72bY] [jp.youtube.comの場合:http://jp.youtube.com/watch?v=xkmPLzI72bY|http://jp.youtube.com/watch?v=xkmPLzI72bY] サイト運営者はwww.youtube.comに統一するのが賢明かもしれない。 !!カレンダー 一応スケジュール管理ソフト。「対応するソフト」とやらがあればスケジュールの同期とかが出来るらしい。 たぶんOutlookとかの事だろう。持ってないので知らん。 アイデアメモ代わりに使うと、書いた日付が一緒に記録されることになるのでやや便利に使える、かも知れない。 でも、ソフトウェアアップデートをすると「メモ」というそのまんまなソフトも入るので… !!連絡先 要は電話帳。iPhoneならともかく、touchではそれほど必要性が感じられない。 Mailを活用するときにあれば便利かもしれない。 これもWindowsアドレス帳などと同期できるようだが、使ってないので以下略。 !!時計 いわゆる世界時計。デフォルトでは自身のローカル時計(ここでは東京)が表示されている。 私はイギリス・ロンドン{{fn 要はGMTとして}}とアメリカ・ワシントンDCを一応設定しているが、特に意味はない。 他にアラーム、タイマー、ストップウォッチが搭載されている。…が、どれも実用性から言えばおまけ程度。 特に、アラームなどの音はそれほど大きくないので場合によっては聞き逃す可能性があるので注意。 GUIがtouchの特性に合ったものになっているのはよく出来ているか。 !!計算機 いわゆる電卓。とっさに計算したいときは便利かもね。表示上は10桁、内部的には155桁以上まで対応している模様(適当){{fn 2^512が表示できたってだけのこと}}。 まあこの辺は、あまり学術的な計算に使う機能ではないと考えられるのでどうでもいい。 ちなみに、1+2*3と入力すると7に{{fn 馬鹿正直に入力順に解釈する電卓だと9になってしまう}}、1/3*3と入力すると1になる{{fn 分数を分数として解釈しない電卓だと、0.9999... になってしまう}}、微妙に高性能な電卓だったりする。 !!!情報ツールとしてII:ソフトウェアアップデート 「1月のソフトウェア更新」という名前で、有償のアップデートを受けることが出来る。 これをインストールすると、以下の機能が追加される。 *メール:メールソフト *株価:株価閲覧ソフト *マップ:GoogleMaps *天気:天気閲覧ソフト *メモ:メモ帳 *ホーム画面のカスタマイズ **画面のアイコン長押しで、一番下のiPodとしての基本機能のアイコンを含む全てのアイコンを好きな場所に移動できるようになる。 なお、現在店頭で販売されている最新版のtouchにはすでに搭載されているが、一般的な量販店では旧版が アップデート分安く売られていることが多いので、これら機能に関して *必要なら新版を買えば手間がかからない *不要なら旧版を買えば安く済む *迷うなら旧版を買っておいて、たとえ後から追加しても金額的に損をしない といえる。なお、これは新品の店頭販売に限った話で、中古品を買うという選択肢も考えられる。 店頭で売っているものはごくわずかな傷がある程度で問題ないのに、新品より5千円〜1万円くらい安い。 ただ中古通販は(オークションも含め)お勧めしない、個人的に。 なお、32GB版が欲しいならそもそも旧版が存在しないので何も考える必要は無い。 !!メール いわゆるMUA。IMAP/POP/ExchangeとSMTPの各サーバーを指定する方法のほかに、Y!MAIL/Gmail/.mac/AOLの各メールサービスに はじめから対応しており、アカウント情報を入力するだけで簡単にメールボックスにアクセスすることが出来る。 送信も簡単。キーボード操作を除けば。 ちなみに、未読メールがあるとホーム画面でその件数が表示される。ただし、複数アカウント設定してる場合の挙動は調べてない。 !!株価 株価情報を閲覧できる。yahoo.comから見られる範囲の。 … 日本国内の銘柄は見られないようだ{{fn 見る方法を知ってる方は教えてくださいな}}が、外国為替市場の情報を見ることは出来る。 銘柄の検索欄に「USDJPY=X」みたいに入力すればよい。 yahoo.comでアンカーが存在しなくても、EURJPY=Xみたいなのを直に入力する手もあり。 なお、入力が途中までだと結果に現れないのできちんと最後まで入力すべし。 !!マップ GoogleMapsがほぼそのまま載っている。 見られる地図データや写真データはWWW版と同じものだが、Safariだとドラッグがうまくいかないので こちらの専用ソフトを使うしかない。たぶんWWW版が使えたとしても動作が重かったんじゃないかと思う。 性能的には申し分ないといっていいだろう。WindowsMobile版も使ったことがあるが、 あっちは速さが足りない{{fn USB接続してPC経由で通信した場合。Willcomネットワーク経由じゃもっと無理}}。 !!天気 yahoo.comから検索できる範囲の、各都市の天気予報を取得・表示することが可能。 日本だとおそらく都道府県庁所在地程度ならでてくると思われるが、それ以外は未確認。 !!メモ メモ。それ以上でも以下でも。 !!!外でもtouchのポテンシャルを引き出す:ZEROProxyの存在 前述したとおり、touchのネットワーク機能は無線LANに接続できる場所で初めてその力を発揮するものであり、 日本のように公衆無線LANが広まっているとはいえない環境においては、touchは 「外に出たとたんにただの音楽プレイヤーに成り下がる道具」 である。しかし、これをよしとしない人の手により、[ZEROProxy|http://iseebi.half-done.net/?Software%2FZEROProxy]というソフトウェアが作成された。 これは、WindowsMobile機にインストールすることで作動するHTTPプロクシソフトウェアである。 要は、touchから無線LAN経由で一旦WM機にアクセスさせ、その通信をWM機の本来の回線に 中継することで、(WM機の通信回線のエリア内であれば)どこでもtouchによるhttpアクセスが 可能となるわけである。 街中の、たとえば電車の中などでもtouchによるブラウジングが可能であるという事実は、感動ですらある。 ただし、この方法にも弱点が無いわけではない。 まず、WM機のバッテリー消費が極めて速くなる。具体的には、満充電状態のW-ZERO3[es]に miniSDIOの無線LANカードをさして、ZEROProxyを使った通信を行った場合、 2〜3時間程度でバッテリーの警告が表示されるほどに消耗する。 [es]は公称で連続通話7時間であるし、体感でも普通に通話や通信に使う場合より明らかにバッテリーの減りが早い。 ま、この点は当然といえる。ただでさえ電気を食う無線通信を、同時に2回線分も行えば結果は見るまでもない。 ちなみに、touchのバッテリーも見る見る減っていくが、通常WM機が先に電池切れになるので問題ないっつーか関係無い。 これは外部バッテリーを持ち歩くことで回避というか対処できる。後述。 また、自宅などのアクセスポイントと比べれば通信速度が極端に遅いのは回避できない問題点の一つだ。 これはEM-ONEと併用の場合は改善されるものと思われるが、持ってないので比較できない。 それでもブラウジングそのものが高速なため、体感ではやはりtouchに軍配が上がるように思う。 そしてZEROProxyを使うことによる弱点として、HTTP以外の通信は使用できないことがある。 株式と天気は使用できたが、メールは(とりあえずGmailに関しては)使えなかった。 マップは使用できそうな感じだったが、遅すぎて実用にならない。EM-ONEならまた違うかもしれないが。 !!減り続けるバッテリーに対処する 持ち運べる外部バッテリーを使えばいいわけだが、当方は[eneloop+USBポート付充電器セット|http://www.e-life-sanyo.com/products/kbc/KBC-E1S/index.html]([[AmazonA:B0010TA3LQ]])を使うようにしている。 他にもバッテリーにはいろいろ種類があるが、これならeneloopそのものを買い足すことで総運搬可能電源量を 容易に増やすことが出来る。出力時間は70分だそうだが、まだeneloopまで切れるほど使ったことが無いので この辺が実際はどうなのか、はちょっと分からない。 出力端子は1つなので、同時に充電できるのは一方の機器のみだが、さっきも書いたとおりWM機のバッテリーの方が 早く消費するので、こっち専用と考えて差し支えないだろう。あるいは通信をやめてtouchの充電にまわす、という考え方もあるが。 どちらにせよ、充電のためのケーブルも同時に持ち運ぶ必要はある。 !!!まとめ *無線通信機能を使う各種機能は、(株価を除いて)使い勝手もよく実用性が高いといえる *しかし、公衆無線LANが普及していない日本では外でそれを生かすのは困難 **ZEROProxyで一応の改善はできるが、欠点も多い *音楽プレイヤーとしては、従来どおりiTunesとの連携をうまく行うことで最適になるよう設計されている !!!Amazon [[Apple iPod touch 8GB MA623J/A|AmazonA:B000IDHJ30]](旧版) [[Apple iPod touch 8GB MA623J/B|AmazonA:B0012N7Y80]](新版) [[Apple iPod touch 16GB MA627J/A|AmazonA:B000IIOQJK]](旧版) [[Apple iPod touch 16GB MA627J/B|AmazonA:B0012N9RVM]](新版) [[Apple iPod touch 32GB MB376J/A|AmazonA:B000UKMVM0]] 執筆現在では、旧版と新版の金額の差がソフトウェアアップグレードの金額より小さくなっているので、 (Amazonで購入するなら)新機能が絶対に必要ない人以外は新版を買うといいだろう。 なお金額はよく変化するので、買うときの金額差によっては旧版を買った方がお得な場合もありうる。 実際数週間前までは金額差が5千円以上あり、明らかに旧版を買うほうが得だった。 [[パワーサポート クリスタルジャケットセット for iPod touch PTC-51|AmazonA:B000YQOHOU]] touch用のハードケース。全く隙間無く取り付けでき、はじめからそういうデザインであったかと思えるほど。 ケースを使うのであれば非常にお勧め。 [[SANYO USB出力付き充電器セット KBC-E1S|AmazonA:B0010TA3LQ]] USB機器の充電に使える、外部バッテリーキット。